ゼップを聴くならこれでしょう -ボックスセットの先駆け的アイテム- [US盤]
LED ZEPPELIN / THE COMPLETE STUDIO RECORDINGS
これは箱の模様の元になった飛行船製造の風景写真です。
いったいどこの部分が使われているのか見比べてください。
このボックスセット、日本仕様も存在しますが、USバージョンに日本語の解説書が同梱されて、シールが貼られただけのものでした。 ジャケットやディスクはUS製のものです。 他国へは、USバージョンがそのまま出荷されたことになっているようです。 まぁ、国ごとに違った内容物宣伝シールが貼られたかもしれません。が、
しかし、最初は・・・
もしかすると、この形状はUSマーケット用に製作・出荷され、米国以外の他国へは、Jewel Case(プラケ)でのボックス仕様が予定されていたっぽいのですが? たぶんジミーペイジがそのやり方に駄目ダシしたのでしょうか、世界中どこの国も同じ形状のボックスで販売されていました。
その根拠として、こんなCDが存在します。
「⑨In Through The Out Door」
これ当然Jewel case仕様で、ジャケットの表紙が、あら珍しぃ・・・紙袋のデザインです。 このジャケットデザインはCDでは初めてでしょうね。 ブックレットを開くと、BARの数タイプのジャケット写真とレコード袋の絵が掲載されています。
タイトルの前に⑨と記され、CD盤面のデザインはボックスセットのものと同じであることから、このCDは、ボックスに収められて販売された、もしくは販売されるはずだったものと推測できます。
そして、裏ジャケットには、FOR THE WORLD OUTSIDE OF THE UNITED STATES. ALL RIGHTS RESERVED. PRINTED IN USA. と記されています。
残念ながら、これらの形状のものを入れるボックスは見たことがありません。 あるとすればちょっと幅広なのでしょうか? 興味深いです。
このボックスの数年前に、Ten Years Gone というボックスがUSで発売されました。 これも興味深いボックスでした。
いつか紹介したいと思います。
2013-05-13 21:13
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