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たぶんこれが最もレアなオフィシャル盤 [西ドイツ盤]

通称ターゲットラベルといわれるLED ZEPPELINの「聖なる館」です。
フォントカラーがBLACKとWHITEです。
このBLACKバージョンは、ゼップコレクターだけでなく、ターゲットラベルコレクターの垂涎のアイテムで、間違いなくターゲットラベルで1番レアなCDです。
某オークションでは1000ドル以上は確実につくプレミアムなアイテムです。
過去2回ほど、出品されたことを確認しています。
この「聖なる館」は西ドイツでプレスされアメリカマーケット用にナンバー (19130-2) が振られています。  しかし、ターゲットラベルでは、ヨーロッパ用 (250 014) のプレスはまだ確認したことがありません。 もしかするとそちらのほうがレアかもしれません。
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image13.jpg

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いったいどれが最初に発売された、最も古いCDなのか [日本盤]

レッドツェッペリンの豪華CDが発売されていますが、ついに今月、天国への階段を収録したIVが発売になります。 このアルバムはLED ZEPPELIN CDとしては最初に発売されたタイトルでもあり、最もバージョン違いが多数存在するCDです。 当然世界で最初にプレスされたのは西ドイツであります。と言いたいところですが、実は日本のプレスが最初です。 しかし、発売は日本よりも欧米が先で半年ほど遅れて日本で発売されています。
世界で最初に発売されたのは1983年の日本プレスでヨーロッパ市場用にソニーが請け負いました。
  • Matrix / Runout: DIDZ-10058 31A3
  • Other (DADC Code On Disc Face): DIDZ-10058 
IV250251.jpg


同時にアメリカ市場用も用意されましたが、マトリックスは変えられています。 こちらです。

  • 10059Matrix / Runout: DIDZ-10059 
  • Other (DADC Code On Disc Face): DIDZ-10059
zep4.jpg


MANUFACTURED BY CBS/SONY RECORDS INC 刻印のタイプは非常に数が少なく、コレクターの垂涎の的でしょう。 私はこの20年間で数枚しか見たことがありません。


翌年、1984年に発売されたのが西ドイツ盤。 通称ターゲットレーベルの一連の中にラインナップされました。 こちらも欧米用に2種類存在します。

1971 Atlantic Recording Corporation. Manufactured by
Polygram in Hanover, West Germany.
Printed in West Germany. 250 008
West Germany (Target CD)

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日本では、通称シール帯が貼られた32XD-335 は1985年12月21日発売でした。
欧米から比べるとずいぶん遅く発売されたことになります。

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いやいや金帯の 38XP3 があるじゃないかと言いますが・・・。 遅れて半年後というのはこれですね。  1984年の発売です。 中のディスクは、西ドイツ盤が入っていることが多かったようです。 同時期に、JVC JAPANプレスの欧米用のディスクも存在します。 こちらが金帯に入っていたこともあったようです。 金帯にはこの2種類のみと推測します。

On the disc is 19129-2 (250 008), Made in Japan.
On the spine is Atlantic 19129-2 and Europe 250 008.
Liner notes say Manufactured by JVC, Japan. Printed in Japan.

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 今では、某中古ショップでは、数万の値がつくものばかりです。 国内では金帯があったほうがプレミアつくようです。

 

 

 

数年前に、いつか珍しいLED ZEEPELIN IVを紹介しますと書きましたが、ようやく実行できました。
まだ珍しいIVは他にもありますが、それは次回ということで・・・・。


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2014年夏、新宿の中古CDショップのロックコーナーが充実 [西ドイツ盤]

コンパクトディスクが発売され、誰もがCDプレーヤーを持つようになってはや30年。 最近ここにきて、最初期プレスCDが評価されているのか、欲しい・集めたいと思った人が増えてきているのか、価値が上がってきている。 そんな折、新宿の中古CDショップの棚には、珍しい初期盤が売られ始めている。 それもどこの国のプレスか、ディスクの形状はどうなっているか、などプライスカードに細かく記載されている。 ちょっとびっくりしました。 ・・やっと、CDを細かく評価するようになったのだなぁと感じています。

いつの時代もそうだが、新しいメディアが出てくると少し前のメディアに固執したり、再評価されることは往々にしてあるもので、昨今、音楽再生はハイレゾたる言葉が巷では叫ばれ始めている。 「もうCDの時代じゃないよね。ダウンロードして音楽を取り込んだり、配信されたものを楽しむそんな時代。それもCDより高音質なハイレゾっていうデータで!?」

なるほどって言いたいところだが、ちょっと待ってください。 1999年に発売されたSACDって今で言うハイレゾなんじゃないの。 DVD-Audioだってそう。 ところがこれらがあまり普及していない。

今回は、30年以上たった最初期プレスのCDのなぞに迫ってみたい。 当時は日本と西ドイツでしかCDを作ることができなかった。 あわせてCDのマーケットは欧米と日本がほとんどでそれらの国に日本(ソニー)と西ドイツ(ポリグラム)からCDが供給された。 レーベルによっては日本の企業なのにわざわざ西ドイツのプレスを販売していたレーベルも多い。

同じタイトルでも日本プレスは日本とアメリカへ出荷。 西ドイツプレスはヨーロッパとアメリカへ出荷。 日本へはアメリカ仕様、ヨーロッパ仕様が混在して売られたというケースがほとんどのようだ。

最近は海外で日本プレスが貴重がられ、日本では西ドイツプレスがまたは海外へ出荷された日本プレスが貴重がられている。 1987年レコードとCDの世界売り上げ比率が逆転したことで、全世界にTHE BEATLESのアルバムが出荷されたといわれているが、アメリカで発売されたロングボックスの裏には日本、西ドイツ、カナダ、アメリカという4種類のディスクがきちっと表記されて売られていたらしい。 さすがにそのときは本国UK盤というのはまだ無かったようだ。

ここに紹介するCDはもっと古いもので、1983年CDが売られ始めた時期にリリースされたものです。

1983年リリースのThe Rolling StonesのUnder Coverです。 これは日本でプレスされヨーロッパと日本に出荷されたようです。 東芝からソニーに移籍する直前のタイトルだと推測されます。 よって、ディスクのデザインはEMIでTHE BEATLESと同じで、ダブルラインです。 本来ならSONYデザインで無ければならないのに。  ちなみにジャケット表のデザインも普通のものと異なっており、非常に興味深い。 同じタイトルを持っていたらぜひ見比べて欲しい。

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もう1枚のものも、やはりCDの最初期1982年に発売されたものをすぐにCDにして発売したようです。 こちらは西ドイツでプレスされアメリカでしか売られなかったように推測されます。 ディスクの下にBY POLYGRAMと記載があります。 やはりSONYデザインではなく通称TARGETデザインになっています。 ROLLING STONES RECORDSではありえないデザインです。

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1982年~1989年までの時期は、同じ時期に発売され違ったデザインの盤面のCDが多く存在しており、初期盤を集める人には本当に楽しめる魅力的な時期です。 ちなみに日本盤は帯の形状がいろいろ出てきた時期ですから楽しいですよね。 シール帯、箱帯、巻き込み帯、糊付け帯・・どれも製造ラインでシュリンクしやすいように工夫された結果です。


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PRESENCEなのに存在感がない物体? [アナログ]

このアルバムもよく意味が分からない、謎があるジャケットです。
ヒプノシスの手によるデザインとか・・・。 傑作ということ?
ジャケットには雑誌LIFEからの写真がちりばめられているというか、まさにアルバムのように写真が並べられています。 (見開きジャケットを展開した状態) 

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そして、どの写真にも同じ物体が写っていて、なんとその物体には光に浮かぶ凹凸がなくまるで平面にも見えます。 さらには影すら写ってなく、存在感が有るのか無いのか不思議な現象で写っています。


気になるこの物体、オベリスクと呼ぶようですが、アルバム発売時のプロモーションでは、1000体を製作し、世界中の主要建造物にこっそりとおかれる予定で、日本でもいくつか置かれる計画があったそうです。 世界中のあちこちに置かれた物体は一体何かという関心事をもたせた中でアルバムを世界同時発売する予定だったと聞きます。 しかし、事前にマスコミにこのプランを気づかれたことで中止になったようですが、 もしこのプロモーションが実現し、その物体がLED ZEPPELINのものであったことが分かれば、世界中に置かれたオベリスクはあっという間に盗まれてしまったことでしょうね。 プロモーション内容を漏らしたレコード会社のスタッフは即時解雇されたということらしいです。

ところで、このアルバムには本当に不思議なことがまだあります。
それはジャケットに使われている写真に違いが存在するということです。 このことに気づいている人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。 まさにジミーペイジのコレクターへの挑戦なのでしょう。 はたまたお遊び心か。

ジャケット左半分をアップにしましたので、この2枚の写真を見比べてください。 
違う写真を見つけてください。 知らなかった人は、違いをいくつ見つけられるでしょうか?

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※右下の4人が写っている写真はすぐにわかりますよね。 別人たちが写っています。
こんな風に、少しずつ違う写真が挿入され、あの次回作「IN THROUGH THE OUT DOOR」の6種類のジャケットのヒントがこの段階で生まれていたとは。 恐るべし、ジミーペイジ。

 
複数PRESENCEをお持ちの人は、がんばって違いがある写真を見つけてみてください。 見つけたときはうれしいですよ。 きっと。

 
裏ジャケの教室で先生が背の高さを比べた写真がありますが、子供たちは、前々作「聖なる館」でも登場してますね。
それよりも、黒板に書かれた掛け算の計算式がすごく気になるのですが・・・。

 
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ゼップを聴くならこれでしょう -ボックスセットの先駆け的アイテム- [US盤]

LED ZEPPELIN / THE COMPLETE STUDIO RECORDINGS
 
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これは箱の模様の元になった飛行船製造の風景写真です。
いったいどこの部分が使われているのか見比べてください。
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このボックスセット、日本仕様も存在しますが、USバージョンに日本語の解説書が同梱されて、シールが貼られただけのものでした。 ジャケットやディスクはUS製のものです。 他国へは、USバージョンがそのまま出荷されたことになっているようです。 まぁ、国ごとに違った内容物宣伝シールが貼られたかもしれません。が、

 
しかし、最初は・・・

もしかすると、この形状はUSマーケット用に製作・出荷され、米国以外の他国へは、Jewel Case(プラケ)でのボックス仕様が予定されていたっぽいのですが? たぶんジミーペイジがそのやり方に駄目ダシしたのでしょうか、世界中どこの国も同じ形状のボックスで販売されていました。

その根拠として、こんなCDが存在します。
「⑨In Through The Out Door」
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これ当然Jewel case仕様で、ジャケットの表紙が、あら珍しぃ・・・紙袋のデザインです。 このジャケットデザインはCDでは初めてでしょうね。 ブックレットを開くと、BARの数タイプのジャケット写真とレコード袋の絵が掲載されています。
タイトルの前に⑨と記され、CD盤面のデザインはボックスセットのものと同じであることから、このCDは、ボックスに収められて販売された、もしくは販売されるはずだったものと推測できます。
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そして、裏ジャケットには、FOR THE WORLD OUTSIDE OF THE UNITED STATES. ALL RIGHTS RESERVED. PRINTED IN USA. と記されています。
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残念ながら、これらの形状のものを入れるボックスは見たことがありません。 あるとすればちょっと幅広なのでしょうか? 興味深いです。

このボックスの数年前に、Ten Years Gone というボックスがUSで発売されました。 これも興味深いボックスでした。
いつか紹介したいと思います。

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abbey roadは回収盤が注目株 [US盤]

これも回収盤? いや日本では販売しなかったが正解かな。

今ではまったくと言っていいほど入手が困難なABBEY ROAD DCC GOLDCD。

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あんまりでっかくアップできません。ごめんなさい。

この他に、出荷後あわてて回収されたのがモービルフィデリティのUHQRアナログ盤とセットのCD。  これは、ある店舗で数セット入荷したが、出荷元から返品の要請が入ったとか。
モービル出資者の一部のメンバーに配られる予定のものだったようです。 日本にはたぶん3セットのみ現存。

ちなみに、
1983年に発売された東芝製のものは、結局1985年に回収の要請がでたことで、2年近くは市場にあったことになる。相当な数が出回ったと推測される。
ソニー製が5000枚、東芝製が15000枚の計20000枚出荷
※回収され倉庫に戻ったのはわずかだったとか。

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THE BEST OF その3 1970年代のファンなら分かるよね「一粒で二度おいしい」 [海賊盤]

ブリティッシュハードロックの王者と言えば、Led ZeppelinはたまたDeep Purpleか。意見は二分する1970年代にこんなレコードがあったらさぞかし売れたことでしょう。
今回はKIOSKCDからの1枚。
このCDは、一粒(枚)で二度おいしい。 ピザでいえばHarf & Harfってとこですね。 2グループのヒット曲がCD1枚に満載です。 目玉はやはりDeep PurpleのBlack Night single versionが収録されていたことでしょうか。
いつ発売されたのかは、ジャケットなどに記載がないのでわかりませんが、コンパクトディスクのマークの印刷の大きさが1980年中ごろまでのものと同じため、1987年までには発売されたものと推測できます。 ジャケットもかっこいいです。(?) ニューヨークを象徴するイエローキャブですよ。

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Highway Star
Smoke on the Water
Black Night
Strange Kind of Woman
Lazy
Space Tracking
Burn

Whole Lotta Love
Stairway to Heaven
Rock and Roll
Black Dog
Immigrant Song
Good Times Bad Times
Heartbreaker
Living Loving Maid

1曲ずつ収録した、オムニバスCDやコンピレーションCDが多い中、素晴らしい選曲です。
音質はレコードおこしではないのですが、非常におとなしい(しょぼい)音質です。 もしかしたら、CDプレーヤーからアナログ接続でDATに一度収録して、それをCDにしたのでしょうね。

のちにジャケットデザインを変えた再発盤が発売されました。
値段も2,400円から1,800円になりました。

 

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THE BEST OF その2 [中国盤]

世界には国ごとにいろいろな編集盤が存在します。

今回は、中国で販売されているベスト盤の紹介です。 中国といえば偽物を作る国の代名詞のように日本では言われていますが、今回のものはどうなんでしょうか。

ジャケットには中国語と英語に加えアラビア語が併記してあります。 ケースは木製のようで外側はワックスコートされた紙で覆われ、内側はバラの花のような模様がデザインされた金箔がはり巡らされています。 なんとなく古典的な容れ物に仕上がっています。 大きさは一般的なCDケースよりひとまわりほど大きく、結構ずっしりした重厚感のある造りとなっています。

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出版元はアトランティックレコードではなく阿里巴巴(Alibaba Records)のようです。

それにしても中国語での曲目は面白いです。 少し列記してみます。
Immigrant Song 移民歌
Whole Lotta Love 全部的爱
Gallows Pole 绞刑杆
Black Dog 黑狗
Rain Song 心之雨歌
Going to California 前往加州
Bron-Y-Aur Stomp 布朗走了
White Summer / Black Mountain Side 白色夏日 / 黑色的山
Friends 朋友
Thank You 谢谢
Stairway to Heaven 天国的阶梯

中国語が読めないため漢字変換できないものばかりなのでこの辺で紹介を終了します。
さすがアナログクオリティCDだけあり音質は抜群です。

同梱のブックレットには、すべての曲(30曲)の歌詞が掲載されています。

やはり入手は非常に難しいZEP-CDのひとつです。

発売はこれがきっかけか?

北京オリンピック閉会式

 


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これをめくりながら・・ファーストから聴きたいLed Zeppelin

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THE BEST OF その1 [ロシア盤]

LED ZEPPELINのベスト盤といえば、MOTHER SHIPですよね。
最近では、KIOSKなどCDショップでない場所でも廉価版CDとして売られています。

それ以前には、EARLY DAYS / LATTER DAYSというベスト盤がありました。
これは、ビートルズの赤盤・青盤のように、現役時代を2つに分けて、それぞれヒット曲を集めてCDにしています。
しかし、収録曲は誰もが納得するような選曲にはなっていません。
LED ZEPPELINのBESTってどの曲が収録されていればいいのでしょう。
オリジナルアルバムのA面の1曲目を順に収録すれば、それなりにすばらしいBEST盤になるような気がします。
1.Good Times Bad Times 2.Whole Lotta Love 3.Immigrant Song 4.Black Dog 5.The Song Remains the Same 6.Custard Pie 7.In the Light 8.Achilles Last Stand 9.In the Evening
これに、Stairway to Heavenを追加しなければなりませんが。

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海外のちょっと珍しいBEST盤を紹介します。 これはロシアで発売されたものです。

IMG_0003.jpg IMG_0004.jpg

ロシアでもやっぱり目玉はStairway to Heavenのようです。 BLUES and BALLADSと題して選曲されています。 
ジャケットのデザインがこちらのほうがかっこいいです。 デジパック仕様で、ブックレットもついています。
現在では廃盤になっています。 入手は非常に難しいようです。
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