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うま~く合体しています

LED ZEPPELIN II のジャケットデザインについて、昔から妙な違和感があることを書きます。

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このジャケットデザインは、ドイツ空軍の写真にメンバーをエアブラシで書き換えたといわれています。
それでは元の写真はといいますと、これです。

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メンバーの写真の元はこれです。

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しかし、アルバムジャケットには女性が描かれていますが、ドイツ空軍の元の写真には女性はいません。 もしかしたら、真ん中の人を女性と勘違いしたのでしょうか? ・・・そんなばかな。ということで、中央の人はこの人です。

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ドイツ空軍 戦闘機操縦士のKURT WOLFFさんです。 女っぽく見えても男性です。

アルバムに描かれた人は、メリーポピンズに出てくるお母さん役の女優ですよね。

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グリニス・ジョンズさん
なぜ、女性を入れたのでしょうか? それから、他に写っている人たちは、マネジャーのPeter Glant はじめコンサートツアーマネージャー達のようです。



ところで、最近、強烈な合体作で話題になっているのが、WHOLE LOTTA HELTER SKELTER です。
LED ZEPPELIN と THE BEATLES の曲を合体させています。 これが非常にイカした、かっこいい曲に仕上がっています。 ジャケットデザインもしっかり合体しています。 ユニークです。 参考にURLを掲載しました。 合曲を聴いてみてください。 気に入ったらMP3でダウンロードもできます。

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最も初期の高音質盤 [プライベート盤]

1989年ごろ、アメリカのマーケットで売られていたらしいLED ZEPPELINのブートレグCDの紹介です。 これは、1975年のダラス公演を収録しているようですが、非常に高音質なため、お気に入りの1枚です。 プロの手によるモノーラル録音です。

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ディスクには、「DALLAS ARE YOU RECEIVING?」という記載があります。 どこの国で製造されたのかの記載はありませんが、アメリカであろうと推測されます。 日本では1991年ごろ販売されたようですが、当時、VOLUME ONE , TWO の2種類が販売され、1枚9,800円くらいだったようです。 この日の演奏曲リストを調べると、CDでは3枚になるようで、VOLUME THREEのディスクを何年も探しましたが、見つけることはできませんでした。 もしかしたら税関で差し止めされたのか、販売側で意図的に出荷しなかったのか。 本当のことはわかりません。 VOLUME ONE と TWOのディスクを見比べると形状が違うため、同時ではなく、別々に作られたことが推測できますので、VOLUME THREEのディスクが存在している可能性は高いと思います。

妄想が広がります。 随分古いCDですので ・・ もう見つけることは難しいでしょうか。

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 初期のブートレグCDには味がある名盤がたくさんあるようです。
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誰が言いだしっぺか知らないが・・・やっぱり噂は噂でしかなかったようだ [海賊盤]

The Rolling Stones の It's Only Rock 'n Roll のシングルB面である Through the Lonley Nights にはJimmy Page が参加しているらしい・・・なんて音楽雑誌では噂として、ずいぶん前から書かれていました。
ストーンズファンのブログのいたるところでも、そのようなことがまことしやかに言われていますが、実際はどうしてどうして全く関わっていなかったようです。
現在、Jimmy Page のウェブサイトでは、過去に参加したセッション曲がすべて網羅・紹介されていますが、そこには、The Rolling Stones に参加したのは、Heart of Stone / The Last Time / Under My Thumb / One Hit (to the body) の4曲が記されています。
The Last Time は知られていなかったのか、ウィキペディアでは、「ジミーペイジのウェブサイトで演奏に参加したと記載がある。」 と説明されています。

それにしても、Jimmy Page は、ずいぶんとたくさんのアーチストとセッションでかかわっているのですね。
Jimmy Page Session Man というCD8枚組BOXの海賊盤が昔ありましたが、そこには、Through the Lonley Nights は収録されていたのでしょうか。
この曲は、2005年までCDで聴くことはできませんでしたので、以下にそれ以前に聴くことができたものを載せておきます。
またまた登場「絶滅シリーズ」 The Rolling Stones 巻の四、タイトルもそのまんま Through the Lonley Nights です。

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QUEENのSACDは素晴らしいです [日本盤]

突然ですが・・・古いお話を。

こちらは1983年に発売された西ドイツ盤のジャケットです。 レーベルはElektra Recordsです。
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こちらは1986年に発売されたイギリス盤のジャケットです。 レーベルはEMIです。

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さらにこちらが、2012年に発売された日本製のSACDです。 レーベルはUniversal Musicです。
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ジャケットの表側だけですが、何か違和感ありませんか? 違いが分かりますか?
意外と知られていないジャケットの違いです。 指摘されないとなかなか気づくことができません。
白文字と黒文字、シルバー地とグレー地、だけじゃないんです。 メンバーの写真が全く違います。
交互にカッコつけて写っているのが、面白いです。 ジョン・ディーコンの革ジャンの下のTシャツが見えないタイプ(Aパターン)がオリジナルアナログと同デザインのものです。 このほかにも、モービルフィデリティ盤や紙ジャケット盤、DVD-AUDIO盤など、全部バラバラです。 ただ、基本は白文字ならAパターン。 黒文字ならBパターンに統一されていますが、日本の1986年盤と初回紙ジャケット盤、DVD-AUDIO盤は、これがバラバラでした。

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CDでは両パターンを所有したいですが、SACDが抜群に高音質です。
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ジミーペイジの挑戦状 第2弾

2011年は、LED ZEPPELIN IVが発売され40年が経ち、何か記念盤でも発売されるのかと、ちょっと期待をしていましたが、何もありませんでした。
1996年アメリカでは、25周年を記念して、Stairway To Heaven のレコードとCDをセットにしたものが関係者に配布されました。 日本では、これのレコードを除いたものにして、レコード購入者応募特典としてプレゼントされました。

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ところで、このStairway To Heaven にはサタンメッセージが隠されていることをご存じでしょうか。 なぜか、レコードには、この曲だけ歌詞が印刷してありました。

曲の一部分ですが、以下の部分はご存知ですよね。

If there's a bustle in your hedgerow, don't be alarmed now.
It's just a spring clean for the May Queen.
Yes, there are two paths you can go by, but in the long run.
There's still time to change the road you're on.

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この部分を、逆再生させると・・

Oh, here's to my sweet Satan.
The one whose little path.
Would make me sad.
Whose power is Satan?
He'll give those with him 666.
There was a little toolshed.
Where he made us suffer, sad Satan.

どんなふうに感じましたか。

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1曲まるまる8分間逆再生させると、ちゃんと意味のある歌詞になるところが、ちょっと怖いです。

レコードを手で逆再生させることは、難しく、一定の速度で回すことは不可能です。
しかし、現在ではPCに取り込んで逆再生させることが可能になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=FNE75XznfIE&feature=endscreen&NR=1

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Stairway To Heaven の本当の歌詞は、もしかしたら違うのかもしれませんね?

昔の海賊盤のジャケットにはサタンを思わせる絵が結構使われていました。
ずいぶん昔から、語られていたのでしょうね。

EAGLESのあの名曲、Hotel California にも同じような逸話があります。



おまけ。 世界にはこんな逸話もあります。
決してパクったわけではありません。by Jimmy Page.
http://www.youtube.com/watch?v=czfI66yQUkk

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ジミーペイジの挑戦状 [日本盤]

1990年、ジミーペイジはCDの音質に不満を抱き、いくつかの曲にリマスター作業を始め、CD4枚組のボックスセットとして発売しました。 このボックスセットは、54曲を網羅し、ほとんどのゼップ曲が収録された感がありますが、このボックスセットには、4曲の「未発表バージョン」を追加し、大いに話題となりました。 ただのベスト盤としての位置づけではなく、ある意味LED ZEPPELINアンソロジーとしたかったのではなかったでしょうか。 結局アメリカでは、通算250万セットを販売し、ダイヤモンドディスクに選ばれるほど、ボックスセットしては驚異的なセールスを記録しました。
さぁ、そこで気になる4曲ですが、帯や解説書には、「未発表バージョン」は・・・
TRAVELING RIVERSIDE BLUES
HEY HEY WHAT CAN I DO
WHITE SUMMER / BLACK MOUNTAIN SIDE
MOBY DICK / BONZO'S MONTREUX
と記されています。BBC音源だったり、アナログシングルのB面だったりとあまり新鮮味は正直ありませんでした。
モントルーのボンゾにいたっては、ジミーのお遊びで編集されたサンバリズムでどう聴いても1970年の曲調とは思えませんでした。
またこれらの曲は、のちに全アルバムがリマスターされた際に、CODAに収録されることとなりました。 結局、ボックスセットを購入しなくても聴ける曲となってしまったことで、「このボックスセットの魅力は全くなくなってしまった。」なんていうコメントを目にするようになりました。

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ジミーペイジは、アルバム作品1枚1枚にきちっと携わり、それぞれに価値を与えてきたミュージシャンでありプロデューサーです。 そう考えていくと、われわれゼップファンに、世の中のゼップコレクターに、ジミーペイジが挑戦状を突きつけていると思えてなりません。

果たして、ボックスセットの魅力は無くなってしまったのでしょうか?本当にそうでしょうか?

4曲の「未発表バージョン」 = 4曲の「今までとどこかしらちょっと違うバージョン」 と通訳してみたらどうでしょう。
そうすると、さっきの4曲では無くなってきますね。 ではいったいどの曲なのか?


まず1曲目は、IMMIGRANT SONGです。

これは、初めのボンゾのカウントが収録されていません。 いきなり曲が始まります。
・・・うーん今までとは確かに違う。

次の曲は、TANGERINEです。
これも、曲が始まる前のジミーのアコースティックギターをカットしています。
・・・うーん、これも今までとは確かに違う。

次はちょっと違いに気づきにくい曲です。
NOBODY'S FAULT BUT MINEです。
これは、イントロが長くなっています。時間にして約10秒くらい。
これは指摘されないと違いがわかりづらいですが、聴き比べればすぐに違いはわかります。
・・・本当だ。確かにちょっと長い。 でも、前の2曲と同様、どうでもいい違いです。

さぁ、そして最後の4曲目とは、 それはTHE SONG REMAINS THE SAMEです。
これは、一聴して違いはなかなかわかりません。
・・・何回聴いても違いが分からない。いったいどこが違うのか。 でもなんか変。 何かが違う。


しかし、一度違いに気づいてしまうと、まったく別のテイクを収録していることが分かります。
これぞまさに、ジミーペイジの挑戦状だったのかもしれません。
この曲は、何回もオーバーダビングを重ねていますが、ジミーペイジのアルペジオを主体としたトラックが違うものと差し替えられています。 右から左にと振られたり、旋律を変えたりと、なんとも試行錯誤している途中のテイクなのでしょうか。

なぜ、このテイクを収録したのか。
他にも同じような手を施した曲があるのではないか。 
もしかしたら、初回日本盤にだけこのテイクを収録したのでしょうか?

この曲THE SONG REMAINS THE SAMEは、その昔、世界ではじめて聴衆の前で演奏したのは、まぎれもなく日本武道館でした。
その時、プラントはこの曲を、「キャンペーン」と紹介しています。 まさに、「今度発売するLPに入っているから、この曲を宣伝するよ。」という意味だったのでしょう。

初回日本盤にだけこのテイクが収録されていたなら、面白いですね。


トラック交換でテイクを変えている曲としては、SINCE I'VE BEEN LOVING YOUやTHAT'S THE WAYが存在します。
これは、以前紹介した、絶滅シリーズのCDなどで聴くことができます。

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珍品奇品 世にも奇妙な物がぁり [東欧盤]

CDが世に出て今年で30年目、この30年間で様々な国で発売されたタイトルには、BEATLESのような世界統一モノやその国独自で発売されたモノなどいろいろと存在しますが、その中でこれは日本では珍しい(?)のではというモノをいくつか紹介しましょう。

まずはじめは、ロシア盤です。 これらは1990年代初期に発売され、すぐに回収されてしまったようです。 LZ1~LZ4までが発売されました。 というかこの4タイトルしか確認できません。 この国で発売されるものは、アナログの時もそうでしたが、ジャケットは模様や色使いを変えて新たにデザインを起こしています。 IVI Recordsから発売されました。 ATLANTICからの発売ではないのでオフィシャルとは言えませんね。 この当時この国にはまだ、ATLANTICの流通販路はなかったようです。 先日書きましたが、今はNIKITIN RECORDSがあります。

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結構、魅力的なデザインです。 全タイトルそろえたいものです。 収録音源は当然リマスター前のものです。 2001年、リマスター音源でプレスされた、ロシア盤もあります。 いつか、この第2弾をやるときにいくつか紹介します。



次はポーランド盤です。 このレーベルSelleS Enterprisesは、いままでどのタイトルが発売されたのかまったくわかりません。 情報は1990年代に発売されたことだけです。 LZ1とLZ2を掲載します。

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この国もATLANTICの流通販路がなかったようです。ジャケットにはPreviously released as Led Zeppelin / Led zeppelin / Atlantic K40031等の記載があります。※アナログ再発UK盤
こちらも結構イカしたジャケットデザインです。 LZ4までは存在するかもしれません。 ずーと探しています。



次はハンガリー盤でレーベル名をEUROTONといって、LZ1~LZ5までをリリースしました。 写真はLZ4です。
オリジナルデザインにタイトルを書いちゃってます。 裏ジャケットにいたっては曲名が大きく書かれ、何やら協賛会社のロゴがベタベタと印刷されオリジナルが台無しです。 しかし、リマスター盤のデザインを使っていますので、レコード会社のデザインですからジミーが認めたとか認めないとか・・そういうことはまったく問題ないですね。 面白いので私的にはありです。

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しかし、いただけないのが、収録曲順です。 全曲収録されてはいるのですが、最後の曲が、WHEN THE LEVEE BREAKではなくGOING TO CALIFORNIAです。 これはジミーは怒りますよね。きっと。

とにかく変なCDが東欧には多いです。
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究極のアイテムからとびっきりのCD作っちゃおう 第2弾 [CD]

今回は、ビートルズのUSBボックスのデータを使って、CDを作っちゃいました。
この商品は、リマスターCDよりも音質が素晴らしいといわれているもので、24ビット、44100HzのFlacデータです。 CDは、16ビット、44100HzのWAVデータですから、ずいぶんと情報量が違うことがわかり、USBボックスはさぞ素晴らしいだろうなぁと想像ができます。
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昨年秋、アビーロードスタジオ編集のアドバンスドCD-Rが出回りました。 この音質もリマスター盤よりも臨場感がある素晴らしいものだったようです。 中古市場では結構なプレミアムプライスとなっています。

今回は、USBデータを、MFSL 24k Gold ULTRADISC CD-Rに焼いてみました。

まずは、FlacデータをWAVデータに変換し、その後、24ビットWAVデータを16ビットWAVデータにマッピングを行います。 マッピングにはソニーの技術であるSBMを使って行いました。

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これは、24ビットの音質をできるだけ維持させようという技術です。 実質、20ビット相当を16ビットに凝縮するようです。

できあがったCD-RとUSBデータの聴き比べをしたいのですが、残念ながら、Flacデータを再生できるオーディオ装置がないので、聴き比べはできませんが、2009年リマスター盤との音質比較では、明らかに違いが出ました。

2009年リマスター盤では、1987年盤と比較し音圧や鮮明さが向上していましたが、今回のCD-Rは、スタジオの空気感や広がり、さらには今まで気付かなかった楽器の音色や効果音など、またボーカルの口の位置などもよくわかります。 2009年リマスター発売当初、ポールが「僕らがレコーディングした当時のスタジオで聞いたのと同じ音質でリマスターできました」とコメントしていましたが、まさにそういうニュアンスが伝わる音質です。 CDでは十分に再現できなかったリマスター処理! いっそのことSACDシングルレイヤーでも発売すればよかったと思います。

はじめはPLEASE PLEASE MEとABBEY ROADの2枚をCD-Rにしましたが、こんなに音質が良くなるのなら、いっそのこと全タイトル作っちゃえということで、ジャケットまですべて揃えました。 結構自己満足に浸っています。

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そして、1966年12月ビートルズが唯一現役時期に発売したベスト盤OLDIESも作ってみました。 このタイトルはなぜかCDとしては発売されていません。 今回のできの中で、一番気に入っているタイトルです。
中学の時分、ずいぶん聴いたレコードでしたから、懐かしく感じています。

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ゼップもUSBデータもしくは、SACDを発売してほしいものです。 それもシングルレイヤー24KゴールドSACDでお願いします。 SACDならPHYSICALは1枚に収まっちゃいますね。
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ロシアより愛をこめて [ロシア盤]

先日、ロシアの大統領選のニュースがありましたが、ここでロシアのお話を・・。 
2008年ごろロシアのCD製造メーカーの二キーチンからこれから世界的有名なアーチストのCDを販売していくというニュースがありました。 それもワーナーのアーティストを中心に発売しますという内容でしたが、気になるゼップの発売はあるのか、ないのか、製造できるのか、できないのか・・・。 ロシアのアーチストばっかりが発売される中、そうこうしている内に、2011年ロシアの大富豪がワーナーミュージックグループを33億ドルで買収したというニュースが突然流れました。 にわかにゼップのタイトルが発売されるのか? そしてロシアに買収されて、あれから1年・・・。 とうとうきました! ゼップタイトル数点が。

やはり今回も最初に発売されたのは LED ZEPPELIN IV でした。
HOUSES OF THE HOLYやIN THROUGH THE OUT DOORは結構早く発売されますね。
1980年代CDが最初に売られた時もそうでした。
 
二キーチンレコードは、GOLDCDを多数製造しており、今回のゼップタイトルもすべてGOLDCD仕様です。
もちろん音源はリマスター音源を使用していて、ジャケットにはワーナーインターナショナルのホログラムシールもちゃんとついています。 ロシア盤には、怪しいアンオフィシャルが多いと言われていますが、正真正銘のオフィシャル盤です。 残念ながら二キーチンレコードはロシア語を使ってジャケットを作るメーカーですので、ロシア語で検索しないといったいどんなアーチストが発売されているのか簡単にはわかりません。 しかもワーナーシールにはFOR SALE IN RUSSIAと記載があり、ほかの国では入手が難しそうです。 今回はロシアのCDショップの店主から送っていただきました。
 
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今回の発売リストには、BBC SESSIONS や MOTHERSHIP もラインナップされています。 間違いなくゼップの全タイトルが発売されるのは時間の問題でしょう。
他アーチストにはEAGLESのHOTEL CALIFORNIAなど、ワーナーといえばというタイトルが続々と発売しそうです。
ちなみにロシアで十字架問題でコンサートをキリスト教徒にボイコットされそうになり露国の話題を独り占めしたマドンナは全タイトルGOLDCDのようです。
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KIOSKCDには隠れた名盤がある? [海賊盤]

何でも売れた日本のよき時代「バブル期」には面白いCDがたくさんありました。 海外から輸入されたものなのか、それとも国内で製作されたものなのか。 日本音楽著作権協会 いわゆるJASRACが認めたものと思われるシールや印刷が施されていました。 一般的にハーフオフィシャルといわれるCDです。 発売元をしっかり表記することで、JASRACから簡単に認められたこれらのCDは、アーティストやその所属事務所、または契約レコード会社の許可を得ていないものです。 ようはアーチストはそのCDの存在すら知らないというものだと思います。 これらのCDの中には、「おっ」と思うものがいくつか存在します。 よって今回はいくつか紹介します。 もちろんレッドゼッペリン関連からです。 まず初めは、1989年に発売されました
「BIG ARTIST FLASH GREATEST HIT LED ZEPPELIN」1,600円

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1989年といえば、まだオフィシャルベスト盤が発売されていなかったときなので、今までと違う曲順で曲を聴けたことは非常に新鮮でした。
Immigrant Song
Friends
Celebration Day
Black Dog
Rock And Roll
Lemon Song
That's The Way
Bring It On Home
Tangerine
Thank You
Heartbreaker
Living Loving Maid
以上12曲を Led Zeppelin II ~ IV から編集されています。
残念なことに、ところどころレコードの針音ノイズがよくわかる部分があります。 この頃はCDが発売されていましたので、わざわざレコードから録音しなくてもと思うのですが、CDよりレコードのほうが音がよかったと感じる人が多かったのでしょう? ある意味CDとは違うすばらしい音質に仕上がっていました。

次に1990年に発売された 「BEST SELECTION LEDZEPPELININ」です。 タイトルにINが余計ですよね。 わざとでしょうか、うっかりでしょうか、笑えます。

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しかしこのCDがよくできていました。 どの曲もオフィシャルCDから録音されていますが、音質がすばらしいことに加え、編集がしっかりなされていました。 オフィシャルでは、friends と Celebration Day は繋がった編集になっていますが、このCDに収録された Friends はうまくフェードアウトで完全に1曲になっていました。 さらに驚くことに、このCDはあきらかにアメリカでプレスされたと思われる形状です。 いわゆるミラー盤なのです。 アメリカマーケット用なのか、しかし盤面にJASRACマークがしっかり印刷されています。

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日本ではジャケットデザインの違うバージョンが売られていました。 黄色いキャデラックだったと思います。 タイトルは正しく BEST SELECTION LED ZEPPELIN に直されていました。 曲の内容は Led Zeppelin I ~ IV そして狂熱のライブから2曲、全16曲も収録され70分と非常に楽しめます。 KIOSKCDの傑作です。

次に、1991年に発売され1991年12月31日除夜の鐘で販売を終了させたという「絶滅シリーズ」です。 このシリーズは、ゼッペリンのほかにビートルズ、ローリングストーンズ・キースリチャーズが存在します。 帯には「期間限定発売」と「貴重音源収録」と併記されていました。

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このCDは、海賊盤(パイレーツ)からブートレッグへとジャンルが変化するまさに過渡期のCDでした。 オフィシャル曲からアウトテイク曲、未発表ライブ音源まで、収録されています。 今日では、BBC音源や1972年ロングビーチ音源はオフィシャルで高音質で聴くことが可能ですが、1991年のこの当時、Dancing Days や Communication Breakdown や、ロンドン公演の Tangerine や1971年の Stairway to Heaven をライブ音源で聴けることは衝撃的でした。 さらに驚くことにこのCDに収録された、Since I've Been Loving You と That's The Way はオフィシャルとは明らかに違うテイクが収録されていました。 驚くことが多かったこのCDはジャケットデザインも1975年のアールズコート公演の珍しいものを使用しています。

今となっては非常に珍しいCDばかりですが、今聴いても十分楽しめるものがたくさんあります。 入手は困難ですが、見かけた際は、コレクションに加えていこうと思います。


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