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THE BEST OF その3 1970年代のファンなら分かるよね「一粒で二度おいしい」 [海賊盤]

ブリティッシュハードロックの王者と言えば、Led ZeppelinはたまたDeep Purpleか。意見は二分する1970年代にこんなレコードがあったらさぞかし売れたことでしょう。
今回はKIOSKCDからの1枚。
このCDは、一粒(枚)で二度おいしい。 ピザでいえばHarf & Harfってとこですね。 2グループのヒット曲がCD1枚に満載です。 目玉はやはりDeep PurpleのBlack Night single versionが収録されていたことでしょうか。
いつ発売されたのかは、ジャケットなどに記載がないのでわかりませんが、コンパクトディスクのマークの印刷の大きさが1980年中ごろまでのものと同じため、1987年までには発売されたものと推測できます。 ジャケットもかっこいいです。(?) ニューヨークを象徴するイエローキャブですよ。

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Highway Star
Smoke on the Water
Black Night
Strange Kind of Woman
Lazy
Space Tracking
Burn

Whole Lotta Love
Stairway to Heaven
Rock and Roll
Black Dog
Immigrant Song
Good Times Bad Times
Heartbreaker
Living Loving Maid

1曲ずつ収録した、オムニバスCDやコンピレーションCDが多い中、素晴らしい選曲です。
音質はレコードおこしではないのですが、非常におとなしい(しょぼい)音質です。 もしかしたら、CDプレーヤーからアナログ接続でDATに一度収録して、それをCDにしたのでしょうね。

のちにジャケットデザインを変えた再発盤が発売されました。
値段も2,400円から1,800円になりました。

 

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誰が言いだしっぺか知らないが・・・やっぱり噂は噂でしかなかったようだ [海賊盤]

The Rolling Stones の It's Only Rock 'n Roll のシングルB面である Through the Lonley Nights にはJimmy Page が参加しているらしい・・・なんて音楽雑誌では噂として、ずいぶん前から書かれていました。
ストーンズファンのブログのいたるところでも、そのようなことがまことしやかに言われていますが、実際はどうしてどうして全く関わっていなかったようです。
現在、Jimmy Page のウェブサイトでは、過去に参加したセッション曲がすべて網羅・紹介されていますが、そこには、The Rolling Stones に参加したのは、Heart of Stone / The Last Time / Under My Thumb / One Hit (to the body) の4曲が記されています。
The Last Time は知られていなかったのか、ウィキペディアでは、「ジミーペイジのウェブサイトで演奏に参加したと記載がある。」 と説明されています。

それにしても、Jimmy Page は、ずいぶんとたくさんのアーチストとセッションでかかわっているのですね。
Jimmy Page Session Man というCD8枚組BOXの海賊盤が昔ありましたが、そこには、Through the Lonley Nights は収録されていたのでしょうか。
この曲は、2005年までCDで聴くことはできませんでしたので、以下にそれ以前に聴くことができたものを載せておきます。
またまた登場「絶滅シリーズ」 The Rolling Stones 巻の四、タイトルもそのまんま Through the Lonley Nights です。

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KIOSKCDには隠れた名盤がある? [海賊盤]

何でも売れた日本のよき時代「バブル期」には面白いCDがたくさんありました。 海外から輸入されたものなのか、それとも国内で製作されたものなのか。 日本音楽著作権協会 いわゆるJASRACが認めたものと思われるシールや印刷が施されていました。 一般的にハーフオフィシャルといわれるCDです。 発売元をしっかり表記することで、JASRACから簡単に認められたこれらのCDは、アーティストやその所属事務所、または契約レコード会社の許可を得ていないものです。 ようはアーチストはそのCDの存在すら知らないというものだと思います。 これらのCDの中には、「おっ」と思うものがいくつか存在します。 よって今回はいくつか紹介します。 もちろんレッドゼッペリン関連からです。 まず初めは、1989年に発売されました
「BIG ARTIST FLASH GREATEST HIT LED ZEPPELIN」1,600円

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1989年といえば、まだオフィシャルベスト盤が発売されていなかったときなので、今までと違う曲順で曲を聴けたことは非常に新鮮でした。
Immigrant Song
Friends
Celebration Day
Black Dog
Rock And Roll
Lemon Song
That's The Way
Bring It On Home
Tangerine
Thank You
Heartbreaker
Living Loving Maid
以上12曲を Led Zeppelin II ~ IV から編集されています。
残念なことに、ところどころレコードの針音ノイズがよくわかる部分があります。 この頃はCDが発売されていましたので、わざわざレコードから録音しなくてもと思うのですが、CDよりレコードのほうが音がよかったと感じる人が多かったのでしょう? ある意味CDとは違うすばらしい音質に仕上がっていました。

次に1990年に発売された 「BEST SELECTION LEDZEPPELININ」です。 タイトルにINが余計ですよね。 わざとでしょうか、うっかりでしょうか、笑えます。

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しかしこのCDがよくできていました。 どの曲もオフィシャルCDから録音されていますが、音質がすばらしいことに加え、編集がしっかりなされていました。 オフィシャルでは、friends と Celebration Day は繋がった編集になっていますが、このCDに収録された Friends はうまくフェードアウトで完全に1曲になっていました。 さらに驚くことに、このCDはあきらかにアメリカでプレスされたと思われる形状です。 いわゆるミラー盤なのです。 アメリカマーケット用なのか、しかし盤面にJASRACマークがしっかり印刷されています。

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日本ではジャケットデザインの違うバージョンが売られていました。 黄色いキャデラックだったと思います。 タイトルは正しく BEST SELECTION LED ZEPPELIN に直されていました。 曲の内容は Led Zeppelin I ~ IV そして狂熱のライブから2曲、全16曲も収録され70分と非常に楽しめます。 KIOSKCDの傑作です。

次に、1991年に発売され1991年12月31日除夜の鐘で販売を終了させたという「絶滅シリーズ」です。 このシリーズは、ゼッペリンのほかにビートルズ、ローリングストーンズ・キースリチャーズが存在します。 帯には「期間限定発売」と「貴重音源収録」と併記されていました。

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このCDは、海賊盤(パイレーツ)からブートレッグへとジャンルが変化するまさに過渡期のCDでした。 オフィシャル曲からアウトテイク曲、未発表ライブ音源まで、収録されています。 今日では、BBC音源や1972年ロングビーチ音源はオフィシャルで高音質で聴くことが可能ですが、1991年のこの当時、Dancing Days や Communication Breakdown や、ロンドン公演の Tangerine や1971年の Stairway to Heaven をライブ音源で聴けることは衝撃的でした。 さらに驚くことにこのCDに収録された、Since I've Been Loving You と That's The Way はオフィシャルとは明らかに違うテイクが収録されていました。 驚くことが多かったこのCDはジャケットデザインも1975年のアールズコート公演の珍しいものを使用しています。

今となっては非常に珍しいCDばかりですが、今聴いても十分楽しめるものがたくさんあります。 入手は困難ですが、見かけた際は、コレクションに加えていこうと思います。


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